暗い白髪染めから楽しむ、シークレットハイライトとアッシュグレー
今回は、細かなシークレットハイライトと少し太めのデザインハイライトを組み合わせた、透明感のあるアッシュグレーカラーをご紹介します。
「白髪染めを続けてきたけれど、暗い髪色に飽きてしまった」
「明るくて透明感のあるカラーにしたいのに、なかなか希望の色にならない」
そのようなお悩みを持つ方にもおすすめしたいカラーです。
カットは、後頭部に自然な丸みを残したショートボブ。襟足をコンパクトに整え、顔まわりには柔らかな毛流れをつくることで、すっきりと若々しい印象に仕上げました。
暗い白髪染めが明るくなりにくい理由
暗い白髪染めを繰り返している髪には、濃いブラウンの色素が蓄積していることがあります。
新しく伸びてきた根元は明るくできても、過去に暗く染めた部分には色素が残っているため、通常のヘアカラーを重ねるだけでは全体を均一に明るくできない場合があります。
無理に一度で明るくしようとすると、必要以上に髪へ負担がかかったり、根元と毛先で明るさに差が出たりすることもあります。
そこで今回は、ハイライトを使って暗い部分を少しずつ明るくし、透明感のある髪色へ近づけています。
全体に細かく入れるシークレットハイライト
髪全体には、細い毛束を取りながらシークレットハイライトを入れています。
細かなハイライトは、太い筋を強く目立たせるためのものではありません。
暗い髪の中に明るい部分を細かくつくることで、全体の明るさを自然に引き上げ、重たく見えやすい白髪染めに柔らかな透明感を加えます。
白髪とハイライトが細かく混ざり合うため、新しく伸びてきた白髪と染めている部分の境目も、暗い一色染めと比べてなじみやすくなります。
表面には少し太めのハイライトでデザインをプラス
全体を細いハイライトだけで仕上げると、自然な透明感は出ますが、デザインとしての立体感が分かりにくくなることがあります。
そこで今回は、髪の表面に少し太めのハイライトを加えました。
光が当たりやすい表面に明るい毛束をつくることで、ショートボブの丸みや毛流れがはっきりと感じられます。
細かなハイライトによる自然な明るさと、太めのハイライトによるデザイン性を組み合わせることで、派手すぎず、立体感のあるカラーに仕上げています。
ハイライトの上からアッシュグレーを重ねる
ハイライトで明るさの土台をつくったあと、髪全体をアッシュグレーで染めています。
アッシュグレーは、髪の赤みやオレンジみを抑えて見せながら、柔らかな灰色を感じられるカラーです。
暗い部分とハイライト部分に同じ色を重ねても、元の明るさが異なるため、自然な濃淡が生まれます。
暗い部分には落ち着いたアッシュブラウンのような深みが残り、ハイライト部分には透明感のあるグレーが感じられる仕上がりです。
髪を一色で均一に染めるよりも立体感があり、ショートヘアの毛流れもきれいに見せてくれます。
白髪を隠すだけではなく、デザインとしてなじませる
今回のカラーは、白髪を暗い色で完全に塗りつぶすことだけを目的にしていません。
白髪、ハイライト、地毛の明るさを細かく混ぜながら、白髪が全体のデザインになじむようにしています。
白髪が伸びてきたときにも、根元と染めている部分の明るさの差がやわらぎ、以前より境目を感じにくくなる場合があります。
白髪をしっかり隠したいのか、自然になじませたいのかによって、ハイライトの量や太さ、仕上げるカラーの明るさを調整します。

一度で希望の明るさにならない場合もあります
これまで暗い白髪染めを繰り返している場合は、一度の施術だけで明るいアッシュグレーにならないことがあります。
髪に残っている色素やダメージの状態によっては、赤みやオレンジみが残ることもあります。
その場合は、髪の状態を見ながら数回に分けてハイライトを増やし、無理なく明るい髪色へ移行していく方法がおすすめです。
ハイライトには髪を明るくする施術が含まれるため、カラー履歴やダメージを確認し、使用する薬剤や明るさを調整することが大切です。
丸みのあるショートボブで小顔に見えるシルエットへ
カットは、後頭部に丸みを残したショートボブです。
トップから後頭部には適度な長さと厚みを残し、襟足へ向かって引き締まるシルエットに仕上げています。
後頭部に自然な高さが出て、襟足と首元がすっきり見えるため、横や後ろから見たときにも頭の形がきれいに感じられます。
顔まわりは輪郭に沿う長さと毛流れを残すことで、フェイスラインを自然に包み、顔をコンパクトに見せやすくしています。
ふんわりした丸みと軽やかな毛流れが加わることで、柔らかく若々しい印象を楽しめるスタイルです。
ご自宅でのスタイリング方法
髪を乾かすときは、最初に根元をさまざまな方向から乾かし、生えぐせを整えます。
トップと後頭部は、根元を軽く持ち上げながら風を当ててください。
その後、上から下へ風を当てながら手ぐしを通し、襟足は首に沿わせるように乾かします。
仕上げには軽めのヘアオイルやバームを少量使用します。内側から中間、毛先へなじませ、最後に表面の毛流れを整えると、ハイライトの立体感と髪のツヤがきれいに見えます。
アッシュグレーを長く楽しむために
アッシュグレーのような寒色系カラーは、髪質やご自宅でのお手入れによって色落ちの仕方が変わります。
熱すぎるお湯を避け、洗浄力が強すぎないシャンプーを使用するのがおすすめです。
洗髪後は濡れたままにせず、洗い流さないトリートメントをつけて早めに乾かしてください。
髪の状態に合わせて、紫やシルバー系のカラーシャンプーを取り入れると、色落ちによる黄みを抑えやすくなります。
こんな方におすすめです
・暗い白髪染めに飽きてきた
・白髪染めをしていて髪が明るくなりにくい
・白髪を隠すだけでなくデザインとして楽しみたい
・透明感のあるアッシュグレーにしたい
・派手すぎないハイライトを入れたい
・表面に立体的な毛流れが欲しい
・小顔に見えやすいショートヘアにしたい
・丸みのある若々しいショートボブを楽しみたい
ハイライトの細さや太さ、入れる量は、白髪の割合や現在の髪色、これまでのカラー履歴によって変わります。
暗い白髪染めから明るいカラーへ変えていきたい方も、髪の状態を確認しながら無理のない方法をご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。


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