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朝のお手入れを楽にする、70代・80代のショートパーマ

今回は、70代・80代の方におすすめしたい、丸みと自然な毛流れを生かしたショートパーマをご紹介します。

パーマというと、「髪を華やかに見せる」「トップにボリュームを出す」といった効果がよく知られています。

しかし、年齢を重ねた方にとってのパーマには、もう一つ大切な役割があります。

それは、毎朝のスタイリングを助ける「髪の動きのガイド」をつくることです。

乾かしたときに髪が自然に流れる方向や、毛先が収まりやすい形をパーマでつくっておくことで、ブラシやヘアアイロンを長時間使わなくても、ヘアスタイルを整えやすくなります。

年齢とともに髪の扱いにくさが変わることがあります

年齢を重ねると、髪が細くなったり、根元が立ち上がりにくくなったりすることがあります。

以前と同じように乾かしているのに、

・トップが平らに見える
・後頭部の丸みが出にくい
・つむじが割れやすくなった
・毛先が思った方向へ流れない
・スタイリングしても形が長く続かない

と感じる方も少なくありません。

また、腕を長時間上げながらドライヤーやブラシを使うことが、少しずつ負担に感じられる場合もあります。

今回のパーマは、強いカールを目立たせるためではなく、乾かしたときに自然な丸みと毛流れが生まれやすくなるようにかけています。

パーマを髪の動きのガイドにする

写真のスタイルは、トップから後頭部にかけて髪が自然に重なり、前方へ柔らかく流れるようにパーマをかけています。

髪が動く方向をあらかじめつくっておくことで、手ぐしで乾かしたときにも形を整えやすくなります。

何もない状態からブラシで立ち上がりや丸みをつくるよりも、パーマの力を利用して乾かすほうが、毎日のスタイリングを簡単にできます。

パーマをかけたから必ず何もしなくてよいというわけではありませんが、ご自宅で形を再現するための助けになります。

トップの立ち上がりと柔らかな毛流れをつくった大人のショートパーマ
70代・80代におすすめの後頭部に丸みをつけたショートパーマ
襟足をすっきり整え手ぐしでまとまりやすくしたショートパーマ

カットとパーマを一緒に考えることが大切

パーマをかけるだけでは、写真のようなバランスのよいシルエットにはなりません。

今回のスタイルでは、トップと後頭部に必要な長さを残しながら、髪が自然に重なるようにカットしています。

トップにはふんわりとした高さをつくり、後頭部には頭の形をきれいに見せる丸みを残しました。

一方、襟足は首に沿うように短く整えています。

トップと後頭部には柔らかなボリュームを残し、襟足をコンパクトにすることで、全体が大きく見えすぎない、すっきりとしたショートスタイルに仕上がります。

強くかけすぎない、大人のためのパーマ

70代・80代の方の髪は、カラーやこれまでの施術履歴、年齢による髪質の変化によって、毛先が乾燥しやすくなっていることがあります。

そのため、ただ強い薬剤でしっかりカールをつければよいわけではありません。

髪の太さや弾力、ダメージの状態を確認しながら、必要な部分に適度なカールをつけることが大切です。

今回も細かなウェーブを全面に出すのではなく、ブローしたときに根元が立ち上がり、毛先が柔らかく流れる程度に調整しています。

カールを見せるパーマというよりも、髪を扱いやすくするための下地としてパーマを生かしたスタイルです。

手ぐしを中心にした乾かし方

髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントを中間から毛先へ少量なじませます。

最初から形をつくろうとせず、まずは根元を中心に乾かしてください。

トップとつむじ周辺は、一方向だけから風を当てるのではなく、左右や前後から手ぐしを通しながら乾かします。根元が一方向へ倒れるのを防ぎ、自然な立ち上がりを出しやすくなります。

後頭部は、髪を軽く持ち上げながら内側へ風を入れます。

襟足は上から下へ風を当て、首に沿わせるように手のひらで押さえながら乾かすと、全体にメリハリが生まれます。

前髪や顔まわりは、パーマでつけた流れに沿って手ぐしを通してください。

よりきれいに仕上げたい日は、最後だけブラシを使って表面を整えると、パーマの丸みを残しながらツヤを出せます。

スタイリング剤は軽さを優先

仕上げには、軽めのワックスやヘアクリームを少量使用します。

手のひら全体によく伸ばしてから、襟足、後頭部、トップの順になじませてください。

トップから先につけると重さで根元がつぶれることがあるため、スタイリング剤は毛先と内側を中心につけるのがポイントです。

最後に手に残った少量を髪の表面につけ、毛流れを整えれば完成です。

パサつきが気になる場合でも、重たいオイルを多くつけすぎると、せっかくのふんわり感がなくなることがあります。少量ずつ調整することをおすすめします。

こんな方におすすめです

・毎朝のブローを簡単にしたい
・ブラシやヘアアイロンを長時間使いたくない
・トップやつむじが平らに見えやすい
・後頭部に自然な丸みが欲しい
・毛先が思った方向へ流れにくい
・強いウェーブではなく、柔らかな毛流れが欲しい
・襟足をすっきり見せたい
・手ぐしで整えやすいショートヘアにしたい

パーマの強さやかける範囲は、髪質や毛量、普段どのように乾かしているかによって変わります。

「どのくらい自分でスタイリングできるか」「普段どんな道具を使っているか」まで確認しながら、ご自宅で無理なく再現できるスタイルをご提案します。

パーマをおしゃれのためだけではなく、毎日の身支度を少し楽にするために取り入れたい方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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