「いつものカラーに飽きてきた。。。」
「ツヤも欲しいけど、立体感も欲しい」
そんな方におすすめなのが、ハイライト×ピュアピグメント の組み合わせです。
今回は実際の施術写真を交えながら、その魅力をご紹介します。
ハイライトとは?
ハイライトとは、髪の一部に明るいカラーを入れて立体感や動きを出す技術。
全体を明るくするよりも自然で、顔周りの印象をパッと明るくしてくれる効果があります。
さらに、最近人気の白髪ぼかしにも効果的!
ハイライトが入ることでコントラストができ、白髪がなじんで目立ちにくくなるんです。
ピュアピグメントとは?
ピュアピグメントとは、従来のカラー剤と違い、光の反射を最大限に活かして透明感とツヤ感を表現できる特別なカラー。たとえば
- 髪へのダメージが少ない
- 髪本来の美しさを活かせる
- 色味がクリアで鮮やかに発色する
などの、メリットがあり、髪をより美しく見せたい方にピッタリです。
ハイライト✖️ピュアピグメントの相性が抜群な理由
ハイライトで作った明度差に、ピュアピグメントの透明感を重ねることで、、、
✨光があたった時のツヤと立体感が際立ちます。
また、「派手すぎず上品」な仕上がりになるので、
大人世代にもどんな世代にもおすすめの組み合わせです。
実際の施術例
こちらが今回の仕上がりです👇
こちらのお客様は特に白髪ぼかしではなく、ライブ前のスタイルチェンジ✨
フェイスフレーミング:顔まわりにもセクションで明るいカラー(ブルージュカラー)を入れました✨

☑️自然光で見るとやわらかく見える透けるような質感
☑️毛先に動きが出て、立体感Up⤴️
☑️ナチュラルだけど上品さのあるカラー
派手すぎず、オフィスや日常にもなじむのでどんな年代にも似合います✨


まとめ
・ハイライトで立体感をプラス
・ピュアピグメントで透明感とツヤをプラス
・どんな世代でもナチュラルに楽しめるカラー
「ツヤ感と立体感を同時に叶えたい」方は、ぜひおすすめしたいカラーです。
次のカラーの参考にしてみたくださいね✨
[技術解説編]
はじめに
ここからは美容師目線で、設計の考え方から配色ロジック、色もちを良くするケアまで深掘り解説します。
診断とデザインの設計図
・ベース:N7付近のダークブラウン
・質感:直毛より、多めより、毛先は軽めのテクスチャー
・目的:派手に見せすぎず”面のツヤ”を保ちながら、表面で光のコントラストで作る立体感
設計の基本方針
・ハイライトは線より”面”に効かせる:ベイビーライツ中心(極細のチップ)
・コントラストは”中〜弱”:明度差は3〜5程度。仕事・日常に馴染むナチュラルに。ただし顔まわりにはセクションでしっかり目のハイライト。フェイスフレーミング。
・アウトラインは締める:襟足〜サイド下部はハイライトを最小限にして、ローライト部分を残す。
セクショニング
・表面:ベイビーライツを1cmピッチで薄めに。
・顔まわり:前髪〜こめかみにフェイスフレーミング。
・インナー:トップに向かうほど枚数を増やして、奥行きを作る。
ブリーチリフト設計(ダメージ最小の考え方)
・細いチップは過脱色になりやすいので、塗布量は”少なすぎない均一”
・毛先の既染部は保護剤なのでカバー
・プレックス剤を2%ほど混ぜる
色持ちを伸ばすホームケア
・弱洗浄・アミノ酸系シャンプー、ぬるめのお湯。
・ドライ前に補修系クリームやオイルを中間から毛先中心に。
・アイロンは140〜160℃目安。高温は色飛び&キューティクル損傷の可能性。
・1ヶ月後にクイックグロス(ピュアピグメントで再被膜)で色味&ツヤ補給すると”常にキレイ”を維持。
FAQ
Q1:白髪が30%あってもできますか?
A:できます。細いハイライト+低コントラストで”白髪も筋の一部に見せ、根本の新生毛をぼかせます
Q2:色持ちはどれくらい?
A:ハイライトの明度は半永久。トナーorピュアピグメントのツヤ感は1ヶ月〜1ヶ月半が目安。クイックグロスで延命か。
Q3:ダメージが心配、、、
A:リフトを11Lvで止め、艶層を作る設計にすると負担を抑えられます。
まとめ
・ハイライトは面の反射を増やすための極細設計
・ピュアピグメントは”色味”&”ツヤ膜”を足すキーポイント
・大人世代こそ、中コントラスト×高ツヤで上品&長持ち